文字盤の出来が良いことに驚かされた。カラーはヴィヴィッドではなく、少しくすんだライトブルーで、サンレイ仕上げが施されることで着用中に手首の向きを変える度、文字盤上に光の筋が走った。加えてピンクゴールドカラーに縁どられた針やインデックス、ロゴは高級感に寄与しており、かつ「SEIKO」ロゴとインデックスは立体感を有している。
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ブレスレットも細身に仕立てられているものの、スポーツウォッチという立ち位置もあり、堅牢さを思わせるしっかりとしたつくりだ。サテン仕上げとポリッシュ仕上げがコンビネーションされたブレスレットは、手元で時おり輝き、着用中についつい目を引かれてしまった。
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バックルが大きすぎないので、特にデスクワークの邪魔になるようなこともなかった。開閉もスムーズ。なお、微調整機構は搭載されていない。
本作はダイバーズウォッチを出自とするSKX seriesだけあり、10気圧という心強い防水性を備えている。また、ケースやブレスレットは堅牢で、ステンレススティール製であることやベーシックな販売価格ということもあり、傷を過度に気にせず使えるのがありがたい。デイリーユースにも好適なレディースウォッチと言えるだろう。
レディースウォッチではそう多くない日付と曜日表示機能を有しており、かつ視認性の高い文字盤というのも実用性に優れるポイントだ。インデックスや時分針が大きいことが手伝って、強い光源下で針が文字盤に埋没して見にくくなったり、反対に暗所で時刻が分からなくなったりすることはなかった。
4時位置のリュウズはねじ込み式。リュウズガードに埋まっているものの、その取り出しや操作に難はなく、操作の際にリュウズに入れられた切り込みによって指の腹が痛くなることもなかった。針回しの感触も良い。
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リュウズは4時位置。まったく手の甲に当たらないということはないものの、大きく干渉せず、またリュウズガードのエッジは立っていないため、肌当たりが滑らかだ。
搭載する自動巻きムーブメントはCal.2R06である。パワーリザーブ約40時間と、現在のルイヴィトン スーパーコピー機械式腕時計のスタンダードが約70時間になりつつあることを鑑みれば短い気もするが、小径サイズであることや、税込み4万2900円という販売価格からしてみれば妥当である。正確な精度は計測していないものの、3日間着用した時点で時間を確認したところ、1分程度進みが見られた。